こんにちは。大磯勉強団です。
今回は、中学生の成績に大きく関わる「学校ワーク」についてお話しします。

多くのご家庭で「ちゃんとやっているのか分からない」「提出物の管理まで見られない」といった悩みの声をいただきます。
そこで今日は、なぜ学校ワークの管理が大切なのか、そしてそれを家庭で本当にできるのかについてお伝えします。


学校ワーク=テスト対策 + 提出物

中学校では、教科書に準拠したドリルや問題集(いわゆる学校ワーク)が配布されます。
このワークは、定期テストと範囲が重なる部分が多く、しっかり取り組むことでテスト対策にもなります。
しかも、テスト前には提出物としての提出が求められるケースがほとんどです。

つまり、ワークを計画的に進めることで、
「点数アップ」と「内申点アップ」の両方につながる、非常に重要な教材なのです。


ご家庭でこの“提出物”を管理できますか?

「宿題やったの?」
「あとでやるよ」
「どこまで終わったの?」
「…えっと、まだ途中」

こうしたやりとりが日常的に繰り返されているご家庭は多いのではないでしょうか。
最初は穏やかに声をかけていたのに、次第にイライラして口調が強くなってしまい、
気がつけば親子で衝突していた——ということも珍しくありません。

実際には、学校ワークをやること自体がテスト対策になり、そのまま提出物として提出が必要になるということを把握していない保護者の方も多くいます。
また、どの教科でどんなワークが出ていて、どこまで進んでいるのかを毎週チェックするのは、家庭ではなかなか難しいのが現実です。


家庭での管理が難しい理由

ご家庭で学校ワークの管理がうまくいかない理由は、大きく2つあります。

1つ目は、確認の声かけがどうしても抽象的になりやすいことです。

たとえば、「どれくらい終わったの?」「ちゃんとやったの?」といった質問は、子どもにとっては非常にあいまいに感じます。
「今やろうと思ってたのに…」と反発されたり、
「ちゃんとやった」と答えたわりに中身を見たら空欄や答えの写しだけだった、ということも。

この“やったかどうか”の不明瞭さが、親子間のストレスの原因になりがちです。

2つ目の理由は、家庭という空間が子どもにとって「リラックスの場」だからです。

子どもにとって、学校は社会であり、ある意味「戦いの場」です。
外で緊張しながら過ごしたあと、家に帰れば気が抜けて当然。
大人にとっての会社と同じで、帰宅すればホッとしたくなります。

この“安心できる空間”があるのは素晴らしいことですが、
だからこそ、家で勉強モードに切り替えるのは難しいのです。


大磯勉強団では、学校ワークを“管理”しています

当塾では、学校ワークを塾の時間に進めることは基本的にはしません。
ワークは本来、自宅で取り組むものと位置づけ、私たちは“進捗管理”と“計画の見える化”に力を入れています。

  • どの教科のどこまで終わっているかを把握
  • 答えの丸写しや空欄をチェック
  • 提出期限から逆算して声かけ
  • 必要に応じて細かくタスク分け

それでも進められない生徒には、塾の中で取り組ませることもあります。
講師が一緒に確認しながら、計画的に提出できるようフォローします。


塾では「本質的な学力」を鍛えています

大磯勉強団で学校ワークの進捗管理をしているのは、生徒の足元を整えるためにすぎません。
本来、塾の役割はそれだけではありません。

私たちが本当に力を入れているのは、思考力・理解力・得点力を育てる、本質的な学習指導です。

  • 教科書だけでは到達できない応用問題への挑戦
  • 解法の理由までさかのぼった理解指導
  • 間違えた原因を分析し、根本から修正
  • 記憶の定着を意識した演習と反復

学校のワークはあくまで“最低限の基準”。
それを土台として、塾の教材や指導を通じて「もっと深く理解し、もっと解けるようになる」ことを目指しています。


成績は「提出物 × テスト」の掛け算

中学校の成績(内申点)は、以下の要素で決まります:

  1. 授業への取り組み態度
  2. 提出物(期限・内容・完成度)
  3. 小テスト
  4. 定期テストの点数

提出物をしっかり出しているだけで、内申が1~2段階上がることもあります。
一方で、提出が遅れたり、内容が雑だったり、出さなかったりすると、テストの点が良くても評価は伸びません。

提出物の管理と内容は、見えにくいようで実は非常に重要な評価ポイントです。


家庭教師レベルでも難しい“学習管理”

毎週5教科のワーク進捗をチェックし、
答えの丸写しを見抜き、
提出状況を確認し、
間違えた問題に解き直しをさせ、
さらに定期テストへ向けてペース配分を調整する。

これを家庭で完璧にこなすのは、家庭教師でも難しいレベルの管理です。
だからこそ、大磯勉強団ではこの管理も含めて“当たり前の仕組み”として提供しています。


学習管理は、経営の視点で行います

私は現在も会社を経営しており、日々の業務では「プロジェクト管理」が欠かせません。
その視点を、塾運営にも取り入れています。

  • 誰が、いつまでに、何をやるのか
  • 今どこでつまずいているのか
  • どうすれば前に進めるのか

これらを可視化し、生徒一人ひとりに合わせた形で、ワーク管理・学習指導の両面を支えています。


最後に:保護者の方へ

学校ワークの提出、そしてテスト勉強。
この2つを家庭で完全に管理するのは、現実には非常に困難です。

大磯勉強団では、それを“日常の仕組み”として教室の中に取り込んでいます。
さらに、学校のその他の提出物や授業態度、小テストへの取り組み方についても、常に声かけを行っています。

また、点数のつきやすい体育・音楽・美術・技術・家庭などの副教科についても、定期的にその大切さを伝え、
「提出物は期限内にしっかり出そう」「授業態度や作品づくりも成績に直結するよ」と繰り返し声をかけています。

そして、AIの進化が急速に進む今の時代、
「なぜ学ぶのか」「どんな力を身につけておくべきか」についても、折に触れて生徒たちに話しています。
情報を与えるだけでなく、それをどう考え、どう使うか。
自分の頭で考え、選び、行動できる人になるための土台づくりを、大切にしています。

多くの塾では「受講している科目」だけを教えるスタイルが一般的ですが、
私たちは違います。大磯勉強団に通ってくれている限り、すべての教科の成績を上げてほしい。
その思いで、日々生徒と向き合っています。

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