(大磯勉強団 3部シリーズ:第2回)
このブログは3部シリーズの第2回です。 大磯勉強団では、生徒一人ひとりに寄り添い、「心」と「学び」の両方を支えることを大切にしています。 本シリーズでは、そんな私たちの指導方針を3つの観点からお届けします。
【その1】生徒一人ひとりに合わせた指導とコーチング 勉強ができないのではなく、“心の準備”がまだ整っていないだけかもしれません。 子どもの“心のサイン”に気づき、タイミングを見て手を差し伸べる。 それが私たちの役割です。
【その2】工夫いっぱいの勉強方法と継続力(本記事) 「勉強のやり方が分かっていないかも…」というお悩みに応える、継続する力の育て方。 忘れない勉強法・習慣化の工夫をお伝えします。
【その3】お子様の面倒を徹底的に見ます(次回) 「うちの子、見てくれてるのかな?」という不安をなくすために。 振替・報告・進捗管理まで、手厚いサポートのしくみをご紹介します。
■ 「日々の積み重ねが未来の成功に」
これは、大磯勉強団が卒団生に贈る高級ボールペンに刻んだ言葉です。
私たちがもっとも伝えたいメッセージ。
それは、「才能」よりも「継続力」こそが未来をつくる、という信念です。
実際、経営者の仲間を見ていても、成功している人に共通しているのは「地道にコツコツ取り組める力」です。
子どもたちにその力を育ててあげたい――そう願って、私たちは日々の指導に工夫を重ねています。

■ 「やり方」が分かれば、継続できる
「勉強のやり方が分かっていないかもしれません」
そんな保護者の声をよく耳にします。
実は、やり方さえ整えば、子どもは思った以上に自分から勉強を始めるものです。
- 問題集の解き直し方法
- テスト前の優先順位のつけ方
- 覚えるための時間の使い方
こうした「具体的なやり方」をひとつずつ伝え、身につけていくことで、少しずつ自信とリズムが整っていきます。
■ 頭の中を整理する方法を教える
私たちは「頭の中を整理する方法を教える」ことも大切にしています。
たとえば筆算で式をぐちゃぐちゃに書いてしまう子は、頭の中も混乱していることが多いです。
ノートの使い方や、計算の書き方を「見やすく・整えて書く」ことを教えるだけで、
「何が分からないか」が自分で見えるようになり、理解のスピードが一気に上がることもあります。
自分の頭を「外に出す」感覚をつかませること。
これは、作文や図を使ったまとめ学習でも応用されます。
■ 持ち歩ける最強の暗記ツール「カード式記述法」
さらに、**頭の中を整理する方法の一つとして「カード式記述法」**も効果的です。
これは、スマホアプリよりも自由度が高く、学校にも持ち込みやすい最強の暗記ツールです。
- 表:単語や漢字、公式や用語など「覚えたいこと」
- 裏:意味や例文、自分なりの補足メモ
たとえば、
- 英単語:
表「foreign」/裏「外国の・発音:フォリィン・例:a foreign country」 - 漢字:
表「礎(いしずえ)」/裏「意味:土台・語句:基礎、定礎」
手を動かして自分で作ることで、記憶の定着率がグッと上がります。
カードは、その場ですぐに確認できる「持ち歩ける自分専用の教科書」なのです。
■ 継続のカギは「小さな成功体験」
子どもにとって、いちばんのやる気スイッチは「できた!」という手ごたえです。
私たちは、ほんの少しでも「前よりできた」「前より分かった」という成功体験を積ませることを大切にしています。
たとえば、
- 前回より正解が2問増えた
- ノートの使い方がきれいになった
- 苦手な単元に自分から手をつけた
こうした“小さな成長”を一緒に見つけてあげることが、継続への最大のエンジンになります。
■ 習慣は「やらなきゃ」ではなく「やった方がラク」へ
勉強団の目標は、「毎日少しずつでも勉強することが当たり前」になること。
ただし、それは「やらされる勉強」ではありません。
「やらないと怒られるから」ではなく、
「やっておくとあとがラクだから」という感覚を大切にしています。
子どもが“勉強の意味”を自分で感じ、少しずつ習慣になっていく。
そのためには、やりすぎないこと、そして続けられる仕組みを整えることが重要です。
■ 継続を支える声かけとしくみ
どんなに優れた勉強法も、継続できなければ効果は出ません。
だからこそ、私たちは以下のような支え方を大切にしています。
- 小さな進歩にも「よく気づいたね」と声をかける
- 毎回の学習記録を見て、「変化」に注目する
- 伸び悩みの時期は、少しだけゴールの見せ方を変える
また、テスト前には「集中期間」としてスケジュールを見直し、達成感を感じやすいように段階的な目標を設定します。
■ 子ども自身が「変わった」と感じられる瞬間を
継続には、“自分の変化に気づくこと”が欠かせません。
それは点数アップだけではなく、
- 家で自主的に机に向かうようになった
- ノートが見やすくなってきた
- 学校での発言が増えた
そんな日常の変化にも、子どもは確実に手応えを感じています。
私たちは、そうした変化に気づいて声をかけることで、さらにもう一歩を踏み出す力を育てています。
■ 第3回予告
次回は「お子様の面倒を徹底的に見ます」。
振替・進捗管理・保護者連携――勉強団のサポート体制についてご紹介します。
→ 第3回を読む
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