― その子の“心のサイン”を、見逃さない場所でありたい ―
このブログは3部シリーズの第1回です。
大磯勉強団では、生徒一人ひとりに寄り添い、「心」と「学び」の両方を支えることを大切にしています。
本シリーズでは、そんな私たちの指導方針を3つの観点からお届けします。
【その1】生徒一人ひとりに合わせた指導とコーチング(本記事)
勉強ができないのではなく、“心の準備”がまだ整っていないだけかもしれません。
子どもの“心のサイン”に気づき、タイミングを見て手を差し伸べる。
それが私たちの役割です。
【その2】工夫いっぱいの勉強方法と継続力(次回)
「勉強のやり方が分かっていないかも…」というお悩みに応える、継続する力の育て方。
忘れない勉強法・習慣化の工夫をお伝えします。
【その3】お子様の面倒を徹底的に見ます(第3回)
「うちの子、見てくれてるのかな?」という不安をなくすために。
振替・報告・進捗管理まで、手厚いサポートのしくみをご紹介します。

家ではできないこと、塾だからできること。
「うちの子、家ではなかなか勉強しなくて…」
「言えばやるけど、なんだかやらされてる感じで…」
私たちが保護者の方からよく聞く声です。
そして、私たち自身も思います。
それは、家では“当たり前”なんです。
親子だからこそ感情が入る。
言葉が届かないときもある。
信頼しているからこそ、ぶつかることもある。
だからこそ、家ではできない役割を、塾が担えるのだと考えています。
■ 勉強団では「教える」だけじゃなく、「関わる」ことを大切にしています
勉強団の授業は、ただ解き方を教える時間ではありません。
- この子はいま、前に進みたいと思っているのか
- 「わからない」と言えない理由があるのか
- 自信を持てるようになるには、どんな関わりが必要なのか
そういった“心の様子”を見ながら、関わり方を変えています。
一人ひとりの「今」に合わせて、教えたり、待ったり、励ましたり。
家庭では難しい「距離感」で支えるのが、私たちの役割です。
■ 子どもと講師との“関係性”が、学びを変える
私たちが目指しているのは、
「正解を教える」ことよりも、「その子にとって必要な関わり」を届けること。
テストの点数や知識の量以上に、
子どもの“心のサイン”に気づき、必要なタイミングで必要な声をかける。
そんな関係性の中でこそ、学びは深く根づいていきます。
だから個別学習なのです。
同じ教材でも、伝える言葉は一人ひとり違う。
やる気の波も、不安の形も、子どもによって全く違う。
私たちは、その違いを受け止めながら関わっていきます。
■ できていないように見える子にも、ちゃんと理由があります
- ノートがぐちゃぐちゃ → 考えるのに夢中で、書き方に気が回らないのかもしれません
- 宿題を出さない → 出すつもりだったけど忘れてしまっただけかもしれません
- 質問をしない → 「わからない」と言うのが恥ずかしいのかもしれません
私たちは、「どうしてできないのか」を責めるのではなく、
「その子なりの理由」を一緒に見つける塾でありたいと思っています。
■ 明るく前向きに見える子も、よく見てみると…
実は、ポジティブな子ほど、まわりの大人から「大丈夫そう」と見られがちです。
- 明るくふるまっているけれど、前のテストを気にしていた
- 「楽しかった」と言いながら、家でひとりで悩んでいた
- 宿題を「余裕です」と言っていたのに、実は不安だった
勉強団では、こうした“見えにくい心の揺れ”にも気づけるよう、声のトーンや表情、言葉の選び方を日々見守っています。
■ さらに深いところでは…
子どもは、大人の期待を敏感に察します。
- 親の顔色をうかがって、いい子にふるまう
- 先生の態度を見て、「わかってるふり」をする
- 怒られないように、自分の気持ちを隠してしまう
だからこそ塾では、「ありのまま」でいられる空気を大切にしています。
本音が言える。ミスしても大丈夫。頼ってもいい。
そう思える環境が、心の成長を後押しします。
■ 授業後、講師たちはこんな会話をしています
勉強団には、異なる経験を持つ講師がいます。
学校現場、英語教育、サッカーの育成指導――それぞれの視点を持ち寄って、日々こんな会話をしています。
講師A
「今日の◯◯くん、宿題やってきたのに提出忘れてた。本人なりにすごく頑張ってたのにね。」
講師B
「△△さん、明るいけど、前のテストのことずっと気にしてたみたい。声かけてよかったと思う。」
講師C
「ノートがぐちゃぐちゃな子もいたけど、内容に夢中になってた証拠だよ。整えるのはあとでもいい。」
講師A
「今日初めて来た子、『楽しかった!』って言って帰ってたね。あの素直さって、すごく大事。」
講師B
「“できてる子”こそ、本音を見逃しがちだよね。気をつけて見ていきたい。」
一人では気づけないことも、複数の目で支えるからこそ見える“今”があります。
それが、大磯勉強団の強みです。
■ 家ではできないからこそ、塾に来る意味がある
もちろん、全てを受け止めるだけではありません。
時には「そのままじゃダメだよ」と、はっきり伝える場面もあります。
でもそれは“叱る”のではなく、“信じているからこそ、伝える”という姿勢です。
本気で向き合うからこそ、子どもたちは少しずつ自分を変えていけるのだと信じています。
- 叱らずに待ってくれる
- 小さな変化を見逃さない
- 「がんばってるね」と気づいてくれる
- 本音を言っても受け止めてくれる
そんな存在が、親以外にいる。
それが子どもにとって、どれだけ心強いか。
そして、それは家庭ではなかなか難しいことでもあります。
■ 次回予告
第2回のテーマは「工夫いっぱいの勉強方法と継続力」。
学び方が変われば、子どもは変わる。
勉強が苦手だった子が、自分で進めるようになる“やり方”の工夫をお伝えします。
→ 次回も読む
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